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当院の特徴

当院はバリアフリーです。外の歩道~待合室~診察室~処置室~トイレまで、ベビーカーや車いすのままで段差も無くお入りになれます。

診療内容には、わたくしの経歴から特徴が出ていると思います。わたくしは研究生活には入らずに、ずっと患者さんのそばで診療を続けてきました。小児科の中でも小児がん・血液疾患を専門に10年間は小児だけを診療していました。その後は小児科の部長をしながら成人の血液・悪性腫瘍の診療をしたり、短期間ですが大学病院の内科に所属しながら、小児でなく成人のみの診療をしたこともあります。また、小児科の責任者をしながら、高齢の方の往診を十年以上続けていました。その方々が入院された時には私が病棟での担当医になり、内科の専門医に相談しながら治療をしていました。そのあとで、今度は逆に小児科の中でもほとんど赤ちゃんばかりを数年間にわたってみていたこともあります。

以上の経歴から、赤ちゃんの病気、小児と成人の感染症・血液疾患の診断と治療、重症ではない成人の代表的な慢性疾患の診療が得意分野です。また、私自身が軽症ですがいろいろなアレルギーをもっているので(喘息・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・スギ花粉症)、小児・成人のアレルギー疾患も得意な分野で、花粉症の舌下免疫療法も行っております。お子様だけでなく、お子様をお連れになったご両親・祖父母の方のちょっとしたご病気も一緒に拝見させて頂けるような場所を、という強い思いから当院は始まっております。

また、医者になりたての頃に、担当医と保護者の方の意思の疎通が悪かったために、非常に優秀な先生の治療で著明に改善されていたにもかかわらず、残念な結果となってしまった方と出会いました。それ以来、患者様からの大切な情報の収集のためのコミュニケーションには特に力を入れてきました。ご病気やクスリなどのご説明も、専門用語で一般の方にはちんぷんかんぷんなものにならないよう、常に工夫を重ねております。「わかりやすい医療」は、私がとても大切にしている目標の一つです。

小さなお子様といっしょにお待ちいただくのはなかなかたいへんです。院内にキッズスペースをつくっておもちゃや本を置き、お子様がぐずらないようするというやり方もあると思います。おもちゃや本から感染することを考えて、そのようなスペースや物を置かないという考えもあると思います。当院では後者を選択してスタートしました。壁にとりつけたテレビも、できるだけ高い位置にして手がとどかないようにしてあります。予約制にして、待ち時間があまり長くならないようにしています。

当院には特別な検査、特別な治療はありませんが、それでも特別な診療を受けたと少しでも感じていただけるように努力を続けてまいります。

健康のこと、病気のことでご心配がございましたら、お気軽にご相談ください。

よろしくお願いいたします。

 

<クリニックのロゴについて>


クリニックのロゴはトンボのマークになっています。私の名前、土生の土の字をかたどって、私が大好きなトンボのとっても稚拙な原画を描き、プロの方がロゴに仕上げたものです。トンボがさかさまになっているのは、そのためです。
子供のころには、トンボは目がいいので、近づいて指をくるくる回すのをずっと見させていると目を回してしまい、捕まえることができると教わりました。うまくいくことはあまりなかったものの、楽しくトンボに遊んでもらいました。子供たちがいつまでもトンボと遊べるような環境を残したいというテーマは、ほとんど私が生きてゆく目的の様になっています。
トンボは子供であるヤゴの時期は水の中で暮らし、大人になると空中で暮らしています。水も空気もそこそこいい環境が必要です。人にとって優しい環境を守っていくためのいい指標にもなると思います。私は日本トンボ学会という会員数約400名のコアな学会にも所属しており、連絡誌の表紙の写真を提供したこともあります。日本自然保護協会、日本チョウ類保全協会にも所属しており、自然観察指導員です。

クリニックのテーマカラーは、子供時代を過ごした下井草の地名から、草色=グリーンです。私は山の野草も大好きで、休みが取れると昆虫や野草を探して野山に出かけています。
生物の先生ほどではないけれど、昆虫のことや野草のことは私に聞いてください。

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