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赤ちゃんの病気について

お子様の病気とだぶってくる部分が多いのですが、赤ちゃんに特有の病気もたくさん知られています。

脂漏性湿疹(しろうせい しっしん)

乳児にみられる湿疹のひとつです。頭皮や顔が少し赤くなって、黄色いかさぶたやフケのようなものがくっついてきます。頭や顔から皮脂とよばれる脂肪がたくさん出ることで症状が出てきます。

おとなの場合はマラセチアというカビが大きな悪さをしているとかんがえられていて、カビ用のクスリもよく使われます。あかちゃんでは、カビがどのくらい悪さをしているのか、よくわかっていません。かお・くび・みみのうしろ・おへそのまわり・おむつの中など、いろいろなところにでてきます。さらに詳しく⇒

 

おむつかぶれ

おむつがあたる部分にあかみや発疹がでてきます。尿や便に含まれているアンモニアなどの刺激や、おむつの繊維でこすられることで症状が出ます。こまめにおむつを取りかえたり、汚れた部分はなるべくならやさしく洗ってあげることが大切です。洗えない時はていねいにそっとふいてあげることです。便や尿が残ってしまうと刺激になるのできれいに落としたいけれど、だからといってあまり念入りにふいていると薄い皮膚がいたんでただれることもあります。

カンジダ性皮膚炎

便の中などにいるカンジダというカビの一種に感染することでただれてきます。おむつかぶれににていますが、ひどくなるとただれから汁が出たり、皮がむけたりします。ふつうの湿疹の薬の残りを使ったり、市販の薬を使うとかえって悪くなる場合もあります。そのような場合には早めに受診してください。さらに詳しく⇒

生後1か月前後からのおう吐

特に病名はありませんが、産科・小児科のクリニックで赤ちゃんばかり見ていた時に気づいたことで、私の個人的な考えを書きます。1か月健診の前後になると、「顔を真っ赤にしてうなったり、泣いたり、よく吐くようになりました。うんちも1日1回くらいしか出なくなりました。」と言って連れてこられる赤ちゃんが増えてきます。たて抱っこも、よこ抱っこもやってみたようです。元気はよくて、体重の増えも正常です。ゲップ出しや飲んだ後の寝かせ方の工夫などで少しは早くその状態から抜け出してくれるようです。部屋の反対まで飛びそうな強い吐き方をしたり、体重の増えが悪くて元気も今ひとつだったりすれば、胃の出口がせま過ぎる幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう)をはじめとした病気かもしれません。小児科にでかけてみましょう。

幽門狭窄症(ゆうもん きょうさくしょう)

赤ちゃんが飲んだミルクをためて消化している胃の出口がせまくなってしまい、たまったミルクが先に行けなくて吐きだしてしまう病気です。胃の調子が悪くなって吐いているのではありません。だから吐いた後はおなかがすいてしまい、また飲みたがります。生まれてすぐに始まるのではなくて、1か月健診の前後くらいから始まります。吐きかたはだんだんとひどくなり、大げさにいうと「部屋をよこぎって飛ぶ。」くらいになることだってあります。原因ははっきりしていません。吐きかたがだいぶひどくなってきた赤ちゃんの胃は、かなりパンパンに張っています。赤ちゃんのおなかをじーっと見ていると、パンパンの胃が動くのが外から見えたりします。おなかの皮膚の下で、テニスのボールをゆっくりところがしているような動きです。

RSウイルス

年末の頃に多いびょうきです。ふつうのかぜにくらべると咳が途中からひどくなって、息をする音がぜいぜいとぜんそくのようになることがあります。以前は生まれて半年前の赤ちゃんがかかると重症になることがとても多い、おっかないウイルスだと思われていました。かんたんにできる検査がでてきて、年末の頃に普通のかぜで病院にかかった赤ちゃんに協力してもらってどんどん検査してみた先生がいました。その結果、その時期にふつうのかぜをひいた赤ちゃんの中には、実はRSウイルスにかかっている赤ちゃんがとてもたくさんいることがわかりました。つまり、多くの赤ちゃんはRSウイルスにつかまっても、ふつうのかぜの症状しかないということです。それでも、とくに生まれて3か月前の赤ちゃんや、予定より早くに小さく生まれた赤ちゃんの中にははとても重くなる子もやっぱりいますので、そのつもりでみておくことが必要です。そういうときは、「なるべく毎日みせてくださいね」とお話ししています。

先天性股関節脱臼(せんてんせい こかんせつ だっきゅう)

赤ちゃんの太ももと体をつないでいる関節が外れている病気です。おむつをかえようとして足を開くと、毎回ひどく泣いてしまったりします。乳児健診などでできるだけ早くに気づいて、整形外科の先生に見ていただくことが必要になります。

突発性発疹(とっぱつせい ほっしん) 

かぜ症状はあまりなくて、急に高い熱だけ出ることが多い病気です。熱は上がり下がりが少なめで出っぱなしのことが多くて、それだけ聞くとインフルエンザみたいですね。ちがうのは、39度くらいならかなり元気で、ごきげんもそこそこのことが多いというところです。30年も前に見たころには、40度近い熱が4-5日続く子もめずらしくありませんでした。高熱の病気の代表みたいなものでした。生まれて初めての高熱になることが多くて、体がそれになれていないからか、熱によるひきつけをおこすこともあります。頭のてっぺんの大泉門(だいせんもん)という穴がまだ開いている赤ちゃんでは、そこがふくらんでくることもあります。いかにも脳への影響がありそうですね。それでも熱のほかにはつらいことが少ないからか、40度ちかい熱が4-5日つづいた赤ちゃんでも点滴になるほどの脱水になる子はめったにいません。
最近の突発性発疹でよくみられる経過は、38度5分くらいで2-3日続く、といったところでしょう。たまには「古いタイプの人なんだねえ」とお話したくなるような、高熱が長い赤ちゃんも見かけます。熱が下がったあとの半日か一日で、体のまん中あたりから発疹が出はじめます。たまには熱が下がるちょっと前に発疹が出てしまうこともあります。さらに詳しく⇒

百日咳(ひゃくにちぜき)

最近はほとんどの赤ちゃんが4種混合などの百日咳が入っているワクチンを受けますので、重くなる赤ちゃんはぐっと減りました。ワクチンを受けていない赤ちゃんがかかると、とてもつらそうなひどい咳になります。日づけが変わるころにひどくなり、顔をまっ赤にして、息を吸う間もなく十回とかつづけてせき込みます。肺に悪さをして肺炎になったり、頭に悪さをして百日咳脳症(ひゃくにちぜき のうしょう)という脳の病気になることだってあります。4種混合を受けるころはワクチンだらけでママはたいへんですが、がんばっておきましょう。

ロタウイルス感染症

冬の終わりから春に多い病気で、ロタウイルスというウイルスによっておこります。ウイルスのために胃がただれて吐いたり、腸がただれて下痢をしたりします。赤ちゃんに限らず、年少さんくらいまではひどくなることがあります。ウイルス性胃腸炎の中では、この病気は吐くことより下痢がひどいことが多く、だんだん白っぽい下痢になります。下痢だけなら大丈夫なことが多いのですが、おちびさん(3-4歳までの子供)で、吐く回数もわりと多くて熱も高めだと脱水になります。水分補給がいちばん大切ですが、うまくいかない時は早めに受診しましょう。さらに詳しく⇒

ノロウイルス感染症

秋の終わりから冬の初めころに多くなる病気で、ノロウイルスという小型のウイルスによっておこる感染症です。ウイルスのために胃腸がただれて吐いたり、下痢をしたりします。ウイルス性胃腸炎の中では、この病気は下痢よりも吐く回数が多い病気です。水分を飲ませてあげることが大切で、1時間以上吐かずに落ちついているようなら、ごく少量の水分からあげてみましょう。さらに詳しく⇒

異物の誤飲(ごいん)・誤嚥(ごえん)

赤ちゃんやおちびさんは、まいにち進化しています。きのうできなかったことが今日はできるようになっています。そのことが事故につながります。まちがえてヘンなものを食べたり飲んだりしちゃうのが誤飲(ごいん)、肺のほうに吸いこんじゃうのが誤嚥(ごえん)です。誤飲は昔だとネコいらず、農薬、ゴキブリだんご、体温計の水銀などもみられました。最近だとおくすりがいちばん多いそうです。おくすりの保管には十分に気をつけましょう。今も昔も多いのはタバコです。そのまま食べちゃうのは、からだの中で毒が溶けだすまでに時間のゆとりが少しあります。水をいれた灰皿、飲み残しの缶に落としたタバコだと、はじめから毒が溶け出した汁を飲むので、ソッコウで毒が体にまわって危険です。食べても飲んでもやることは同じで、赤ちゃんの鼻の穴から太めのチューブを入れて、胃の中を何度も洗います。(細いチューブだと、すぐにミルクなどのカスでつまって役に立たないのです。)そんなかわいそうなことにしないでくださいね。

臍(さい)ヘルニア

生まれてすぐにはちいさかったおへそが、だんだんとふくらんで、「でべそ」になってくることです。大きいと数センチくらいになることもあります。ほとんどの場合は、ほうっておいてもだんだんと小さくなります。だから、そのままみていてくださいと昔からいわれてきました。最近になって、とくに大きいもの・急に大きくなるものは、あとになってちぢんでも、しわが残ったりして問題だといわれるようになりました。昔のように5円玉をはりつけるというのはきたないのでやめた方がいいですが、しっかりしたテープを毎週はりかえる、などの方法もあります。500円玉よりもあきらかに大きくなるようなら、ねんのためにお連れください。

 

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